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健康診断で「胸部異常陰影」を指摘された方へ

[2025.12.11]

「胸部異常陰影」とは?

健診の胸部レントゲン(胸のレントゲン写真)で、肺や気管支、心臓のまわりに「いつもと違う影」が写ったときに使われる言葉です。

影の原因はさまざまです。

  • かぜや肺炎などの一時的な炎症
  • 過去の肺炎や結核の古いあと
  • 良性の小さなしこり(良性腫瘍)
  • 肺がんなどの腫瘍
  • 撮影時の体の向きや、心臓・肋骨などによる重なりによる影

つまり、「異常陰影がある=すぐに重い病気」というわけではありません。
一方で、肺がんなどの早期の病気が隠れていることもあるため、決してそのままにはせず、きちんと確認することが大切です。

なぜCT検査での二次検査が大切なのか

胸部レントゲンは、少ない放射線で広くチェックできるスクリーニング検査として有用ですが、どうしても限界があります。

レントゲンだけでは分かりづらいところ

  • 小さな影は見つけにくい
  • 血管・心臓・骨などが重なって写るため、本当に異常なのか判断が難しい場合がある
  • 良性か悪性かの判断がむずかしい

そこで役立つのが、CT検査です。

CT検査の特徴

  • 体を薄い輪切りにしたように、立体的かつ詳細に肺を観察できる
  • 影の性質(硬そうか/柔らかそうか、丸いか/広がっている、新しいか/古いかなど)を詳しく評価できる
  • 影の正体が「問題ないものか」「経過観察で良いものか」「精密検査が必要なものか」を判断する助けになります

「大丈夫」という確認が取れれば、不安を抱えたまま過ごさずに済みますし、
もし病気でも早期であれば、早い段階で対策をとることができます。つまり治療の選択肢が増えます。

当院で行う胸部異常陰影の二次検査(CT)の特徴

あおぞら内科・呼吸器クリニックは、CT完備の呼吸器内科クリニックです。
健診などで「胸部異常陰影」を指摘された方の二次検査にも力を入れています。

1.呼吸器専門医による診察・画像評価

  • 肺・気道・胸部の病気を専門とする呼吸器内科専門医が診察します
  • AI読影レントゲンとCTを合わせて判断し、必要な場合は追加検査や専門病院との連携も行います

2.院内でCT検査まで完結

  • CT装置を院内に備えているため、受診日にクリニックで撮影から説明まで行えます
  • CTのためにクリニックから病院へ紹介受診する必要がありません。(気管支鏡などが必要な場合には大きな病院へ紹介します)

3.できるだけ負担の少ない撮影

  • 検査時間は通常、入室から撮影終了まで数分程度で終了します
  • 検査中は寝台に寝ていただき、痛みは全く伴いません。放射線被爆を極力抑えた撮影方法でCTを行います。

4.画像を一緒に見ながら丁寧に説明

  • 撮影したCT画像をモニターに映し、患者様と一緒に確認します
  • 「どこに影があるのか」「どの程度心配なのか」「今後どうするべきか」を分かりやすくお伝えします
  • 必要に応じて次回のフォローや紹介するかどうかを決めていきます

受診の流れ

  1. 受診予約
    • お電話またはホームページからご予約いただくと、待ち時間が少なくスムーズです。
    • 紹介状や健診結果(レントゲン画像・読影レポート)がある方は、お持ちください。
  2. 来院・問診
    • いつから指摘されているか、喫煙歴、症状の有無(咳・痰・息切れ・体重減少など)を詳しくお伺いします。
  3. 診察・必要な検査のご提案
    • 胸部レントゲンの再確認や、CT検査の必要性についてご説明します。
    • ご不明な点があれば、その場で遠慮なくご質問ください。
  4. CT撮影
    • 同意をいただいたうえで、院内のCT室で撮影を行います。
    • 検査自体は数分で終わります。
  5. 結果説明
    • 画像を一緒に見ながら、結果を丁寧にご説明します。
    • 「今回は問題ない」「一定期間ごとに経過観察が必要」「さらに精密検査が必要」など、今後の方針を具体的にお伝えします。

よくあるご質問

Q.紹介状がなくても受診できますか?
A.はい、紹介状がなくても受診可能です。
ただ、健診結果の用紙やレントゲン画像(CD・フィルムなど)があると、より正確な判断ができますので、お手元にある場合はお持ちください。

Q.症状が何もないのに、受診してもよいのでしょうか?
A.もちろんです。
胸部異常陰影は、症状が全くない段階で見つかることも多くあります。
「本当に大丈夫か知りたい」という気持ちは、とても大切な第一歩です。

Q.費用はどのくらいかかりますか?
A.症状や経過、保険の種類によって、保険診療になる場合・自費診療になる場合があります。
診察時に医師が必要な検査内容をご説明し、おおよその費用についてもご案内いたしますので、ご不安な点はその際にお尋ねください。

院長からのメッセージ

「胸に影があります」と言われると、多くの方が「がんなのではないか」と強い不安を感じます。
一方で、「病気だったらこわい」「忙しいから」「症状もないし大丈夫だろう」と、そのままにしてしまう方も少なくありません。

勇気をもって、早めに原因を確認することは、不安を減らす一番の近道です。
そして、もし病気が隠れていたとしても、早く見つかれば見つかるほど、取れる選択肢や根治の可能性は増えます。

当院では、CT完備の呼吸器内科クリニックとして、
胸部異常陰影を指摘された方が、安心して相談できる場所でありたいと考えています。

  • 健診結果で胸部異常陰影を指摘された
  • 昔から「影がある」と言われているが、きちんとCTで確認したことがない
  • 不安はあるが、どこに相談したら良いか迷っている

そのような方は、どうぞ一度ご相談ください。
一緒に画像を見ながら、「今どうなっているのか」「これからどうしていくか」を、分かりやすくお話しさせていただきます。

                                                                                                                                            あおぞら内科・呼吸器クリニック  院長 塩原 太一

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